軽量でポップな板と言えば3本の指に入る人気ブランドFANATIC。フリースタイル色が強い印象ですが、フリーライドでも注目すべきモデルを作っています。板の軽さは体力に自信がない方にとっては持ち運びからリフト上まで本当にアリガタイものだと感じます。しかし軽さ勝負も行くところまで行ってしまった感があるので「最軽量勝負」ではなく軽いのは当たり前として、心地良い操作性や軽いのに安定しているという「質」の領域になっています。
「ちょうどイイ」と納得のアウトライン。このアウトラインなら設定以上にセットバックすることもないのでスタンスを一番狭い位置でしか乗れなくても問題なし。153で重さが2.7kg。いまは3kgを切っても驚かない時代になりましたが、やっぱり軽い。初期カタログにはサイズ表記が「151」になっていますが「153」が正しいスペックになります。高速安定性と突破力を持ち、安定感重視のモデル。
CF-ONEと同じアウトラインで内部構造を変え、より軽量POPな乗り味を持つEDEN。カタログでは重量がCF-ONEと同じになっていますが誤表記と思われEDENのほうが軽いです。こちらは「動きたい人」向き。より遊びやすく、回しやすい印象で中低速でも扱いやすい。現在の流行としてはEDENのバランスを好む人が多い気がします。
B-ONE、R-ONEのDNAを継ぐフルキャンバーのカービング仕様が G-ONE。セミハンマー(ラウンドヘッドハンマー)シェイプ。クロス用のレースボードは20万円代が相場の中で、この価格設定はレースを始めたい方にもありがたい。