Blog

21-22 FANATIC EDEN etc.

軽量でポップな板と言えば3本の指に入る人気ブランドFANATIC。フリースタイル色が強い印象ですが、フリーライドでも注目すべきモデルを作っています。板の軽さは体力に自信がない方にとっては持ち運びからリフト上まで本当にアリガタイものだと感じます。しかし軽さ勝負も行くところまで行ってしまった感があるので「最軽量勝負」ではなく軽いのは当たり前として、心地良い操作性や軽いのに安定しているという「質」の領域になっています。

CF-ONE 販売価格¥79000(税別)

「ちょうどイイ」と納得のアウトライン。このアウトラインなら設定以上にセットバックすることもないのでスタンスを一番狭い位置でしか乗れなくても問題なし。153で重さが2.7kg。いまは3kgを切っても驚かない時代になりましたが、やっぱり軽い。初期カタログにはサイズ表記が「151」になっていますが「153」が正しいスペックになります。高速安定性と突破力を持ち、安定感重視のモデル。

EDEN 販売価格¥74000(税別)

CF-ONEと同じアウトラインで内部構造を変え、より軽量POPな乗り味を持つEDEN。カタログでは重量がCF-ONEと同じになっていますが誤表記と思われEDENのほうが軽いです。こちらは「動きたい人」向き。より遊びやすく、回しやすい印象で中低速でも扱いやすい。現在の流行としてはEDENのバランスを好む人が多い気がします。

G-ONE 販売価格¥79000(税別)

B-ONE、R-ONEのDNAを継ぐフルキャンバーのカービング仕様が G-ONE。セミハンマー(ラウンドヘッドハンマー)シェイプ。クロス用のレースボードは20万円代が相場の中で、この価格設定はレースを始めたい方にもありがたい。

続きを読む

21-22 NOW BINDINGS

スケートテックはきっとあなたの想像を超えます。「多分、こんな感じで作用するんだろうな?」と構造から想像しますが、実際に使ってみると今までに感じたことのないパワー伝達感とボードからの無駄な振動が入って来ない快適さ。他のどのブランドにもない唯一無二の存在です。

その中でも超軽量・ハイレスポンスの”O-DRIVE”からイージーハンドリングの”PRO-LINE”まで使用感の幅はとても広く、使用途や合わせるボードによってブッシュ交換するだけで簡単に乗り味を調整できるのも楽しみの一つ。”SELECT-PRO”以外では別売となりますが小型のハイバック”HI-CUP”を装着すれば足首自由度が大きくなりグラトリからパウダーまでスケートライクな操作が可能になります。

続きを読む

21-22 K2 ALCHEMIST & More

Alchemist

今季登場して製造技術に驚いたK2 ALCHEMIST。21-22ではグラフィックの変更のみ。今季は黒に黄色と白の差し色のスポーティな印象でしたが来季はグッと落ち着いた印象になりました。コアをカーボンで「編む」という技術が今までに体感したことのないフィーリングを生み出しています。低速から扱いやすい印象でハイエンドモデルだからといって決してエキスパートオンリーなピーキーさを感じない懐の深いボードです。K2ハイエンドの「お約束」ですが、相変わらずソールは抜群に滑ります。販売価格85000円(税別)この中身でこの価格はおかしい。

動画のボードは20-21モデル

フリーライドモデルで新登場するのが “EXCAVATOR”。Alchemistに比べるとグッと太くなりサイドカーブも小さくなったモデル。万能なパウダーマシンの気配をヒシヒシと感じます。ショートファット系の中では最も中身がハイスペックでシンプルなウッドコアの良さに対して、足並みの揃った補強材の数々が独唱では出せない和音の良さを作り出しています。この辺が「世界レベル」って感じですね。販売価格79000円(税別)

Excavator

用途としては以前に紹介した K2 SPECIAL EFFECTSとの対抗馬になりそうですがSPECIAL EFFECTSは3Dノーズのフラットロッカーですから乗り味はかなり違います。複数本持っていて使い分けるならSPECIAL EFFECTSのほうが用途は分かりやすいと思います。 個性的なアウトラインとノーズ形状を活かすために中身はシンプルなウッドコア。足下のファイバーも入れない「パウダー専用機」感が好印象。販売価格¥82000(税別)。

SPECIAL EFFECTS

EXCAVATORとSPECAIAL EFFECTSの選択を悩むと、さらに選択肢に入ってくるのがNISEKO PLEASURES。クセのないローキャンバー&フレックスで味の濃くないメローな雰囲気の板が欲しい場合にはオススメ。販売価格¥85000(税込)。

NISEKO PLEASURES

ご予約、お問い合わせは<コチラ>から。

続きを読む

21-22 EMC TECHNOLOGY

HEAD の「インテリ」と言えば思い出す人も多いかと思います。エネルギー変換という発想で振動を軽減する。自動車の運転をしていても平坦に舗装された路面に少しの凹凸があるだけでタイヤやサスペンションがあるにも関わらず一瞬慌てたりします。完璧にグルーミングされた雪面でさえノーズの空気抵抗で振動が発生し滑走に対して無駄なバイブレーションが抵抗となり操作の邪魔をする。

HEAD E-PULSE LYT

2021-2022 インテリの新世代モデル HEAD “E-PULSE” アウトラインは今季のKIZAMUと共通。超軽量で抜群のカービング性能を持つKIZAMUでしたが、この「軽さ」と「ターン性能」を優先するために「硬い」という必然がありました。この硬さも踏める人には問題はなかったのですが「踏み始めは柔らかく、踏み込むと硬い」というのが速度域を問わずに操作性を良好に感じるポイントで、それこそがインテリの最大の武器でした。KIZAMUもi.CT後のKERSの技術を採用していましたがE-PULSEはi.CTの技術により近く、さらに効果的(広範囲)になっています。より乗りやすく完成度を増したE-PULSEはカービング好きなら注目すべき1本です。販売価格が¥99.000-(税込)ジュニア・レーサーにもオススメです。

ハイブリッドキャンバー

また同じアウトラインを採用し、EMC(電子制御)を搭載せず、フレックスをソフトに設計されたモデルが「POWERHOUSE LYT」。E-PULSEのフレックス設定が8なのに対してPOWERHOUSEは6。

HEAD POWERHOUSE LYT

驚きなのは販売価格で、なんと71500円(税込)。練習機として惜しみなく使用できる価格設定はありがたい。カービング向きなボードを探している初中級者でも手を出しやすいですし、E-PULSEのセカンド機としてまとめ買いなんて選択もあると思います。そういう買い方するのはうちに来るような方々だけかも知れませんが。

良いものは良いという、当たり前の話をこれからもしっかり伝えていきたいと思います。

ご予約、お問い合わせは <コチラ>からお願いします。

続きを読む

21-22 K2 SPECIAL EFFECTS

最大の特徴はスプーン形状の3Dノーズ。フラットロッカーのボトムラインにフィッシュテールなのでCOOL BEANっぽいですがサイドカーブのバランスなどは完全に一新。約1cm全体に細身にしてサイドカーブを深く設定。ノーズを3Dにするとエッヂの捉えは遅く(ルーズに)なるのでサイドカーブを小さくするのは設計としては正解。2cmのテーパードを見落としそうですが、圧雪ではEffective Edgeが101cmしかないうえでの2cm絞りなのを頭に入れておかないとターン後半で「テールがズレる」なんて自分の計算ミスを板のせいにしちゃいそう。3cmは絞ってあると思ってターンするのがベター。サイズ選びは普段選ぶサイズの10cmダウンくらい。「ファット・ショートで3Dノーズ」と言われると「経年劣化で板が反ってくる(捻じれてくる)よね」と経験値で想定しますが、縦にカーボン・ストリンガーをフレックスの邪魔をしない程度に補強材として入れてるのもさすがK2。他モデルでは常設の足下のグラスを抜いてあるのも地味な点ですが「ちゃんと作ってるなぁ」と好印象。よくできてます。お見事です。ツリーラン用に最適な選択の1本になるでしょう。

<参考>

COOLBEAN 144 / EE 102 / TIP 33.0-WAIST 28.7-TAIL 31.0 / SC 7.4

SPECIAL EFFECTS 144 / EE 101 / TIP 32.1-WAIST 27.6-TAIL 30.1 / SC 6.4

続きを読む