HEAD の「インテリ」と言えば思い出す人も多いかと思います。エネルギー変換という発想で振動を軽減する。自動車の運転をしていても平坦に舗装された路面に少しの凹凸があるだけでタイヤやサスペンションがあるにも関わらず一瞬慌てたりします。完璧にグルーミングされた雪面でさえノーズの空気抵抗で振動が発生し滑走に対して無駄なバイブレーションが抵抗となり操作の邪魔をする。

HEAD E-PULSE LYT

2021-2022 インテリの新世代モデル HEAD “E-PULSE” アウトラインは今季のKIZAMUと共通。超軽量で抜群のカービング性能を持つKIZAMUでしたが、この「軽さ」と「ターン性能」を優先するために「硬い」という必然がありました。この硬さも踏める人には問題はなかったのですが「踏み始めは柔らかく、踏み込むと硬い」というのが速度域を問わずに操作性を良好に感じるポイントで、それこそがインテリの最大の武器でした。KIZAMUもi.CT後のKERSの技術を採用していましたがE-PULSEはi.CTの技術により近く、さらに効果的(広範囲)になっています。より乗りやすく完成度を増したE-PULSEはカービング好きなら注目すべき1本です。販売価格が¥99.000-(税込)ジュニア・レーサーにもオススメです。

ハイブリッドキャンバー

また同じアウトラインを採用し、EMC(電子制御)を搭載せず、フレックスをソフトに設計されたモデルが「POWERHOUSE LYT」。E-PULSEのフレックス設定が8なのに対してPOWERHOUSEは6。

HEAD POWERHOUSE LYT

驚きなのは販売価格で、なんと71500円(税込)。練習機として惜しみなく使用できる価格設定はありがたい。カービング向きなボードを探している初中級者でも手を出しやすいですし、E-PULSEのセカンド機としてまとめ買いなんて選択もあると思います。そういう買い方するのはうちに来るような方々だけかも知れませんが。

良いものは良いという、当たり前の話をこれからもしっかり伝えていきたいと思います。

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